なぜ燃燈道人を出したのか

封神演義というジャンプで連載された漫画がある
色々割愛するが、原作から割愛されたキャラが多い
燃燈道人もその一人…と思ってたら出てきた
終盤の蓬莱島になって唐突に出てきて受け入れがたい人や嫌ってる人も多い
あまりにポっと出であり、かなり強く、術という特殊なこともできて、重力万倍とか、禁鞭も素手キャッチ
ちょいと上から目線な態度とか、完璧超人で万能で竜吉公主と良い感じの異母兄弟であり、シスコンである
はっきりいって異質である
なんで出てきたのかさっぱりわからなかったが今更考えてみた


今更読み直すとなんとなくわかった気がするがバランスの問題である
女媧戦のメインパーティをみていこう


太公望  封神計画の裏のフィクサー伏羲、宇宙人であり人間ではない
楊戩    崑崙で育った妖怪仙人
哪吒   宝貝人間
張奎   金鰲島出身の妖怪仙人
申公豹  よくわからん道化
太上老君 三年寝太郎のよくわからん第三者的な立ち位置を好む


こいつら崑崙出身のまともな人間の仙人いないのである
燃燈道人が出たから吐血した竜吉公主というと


竜吉公主 仙人と仙人の間に生まれた純血の仙人


という特殊な出自であり、また性格的に主張はあまりしない静かな仙人である


崑崙側の仙人で人間な仙人よりな立ち位置で女媧に啖呵を切れるような人材が不足していたのだ


最後に燃燈道人が神界で崑崙側の代表ポジションに収まるのが良い説を裏付けてると思いたいである
竜吉公主ではキャラ性や特異な生い立ちゆえに難しいのである